今回は、イオンモールから届いた「イオンラウンジ会員証」について、アプリでの登録手順や注意点、さらに今後の株主優待の見通しまでをご紹介します。
2025年で、イオンモールの株主優待制度は終了となるため、「今回が最後の優待」となる方も多いのではないでしょうか? 私もその一人です。
イオンラウンジは、買い物の合間に一息つける貴重なスペース。今後も使い続けたい方は、代わりにどの銘柄を保有するかも検討する必要があります。本記事では、登録手順に加え、イオン、ミニストップといった他のラウンジ利用可能銘柄の優待内容も比較しながらご紹介します。
イオンモールの株主優待制度は2025年で終了へ
まずは今回の優待の背景を簡単に整理しておきます。
イオンモール、2025年6月に上場廃止予定
イオンモールは、親会社であるイオン株式会社の完全子会社化により、2025年6月27日付で上場廃止となる予定です。これに伴い、株主優待制度も2025年2月末の権利確定分をもって終了することが正式に発表されました。
株式交換の条件は?
- イオンモール株式1株につき、イオン株式0.65株を割当交付
つまり、イオンモール株を保有している株主は、今後イオン株式に転換されることになります。
イオンラウンジを今後も使うには?おすすめ銘柄を検討!
今後も「イオンラウンジ」を利用したい場合、別の銘柄の株主になる必要があります。ここでは候補として挙げられる銘柄を2つご紹介します。
① イオン(8267)
もっともオーソドックスで安定した選択肢です。
- 保有株数:100株以上
- 優待内容:イオンオーナーズカードを発行(本人用+家族用の計2枚)
- 優待特典(返金率)
- 100株以上…3%
- 500株以上…4%
- 1,000株以上…5%
- 3,000株以上…7%
- キャッシュバック上限:半期100万円まで
この「イオンオーナーズカード」があれば、イオンラウンジの利用が可能です。ラウンジに加え、キャッシュバックまで受けられる点が魅力です。
② ミニストップ(9946)
実はミニストップ株主もイオンラウンジが利用可能。
- 保有株数:200株以上
- 優待内容:
- ソフトクリーム無料券5枚
- コーヒーSサイズ無料券3枚
- ラウンジ利用条件:200株以上保有
外食系の優待も魅力的ですし、イオン本体よりも投資金額を抑えられる点もメリットです。
【画像付き】イオンラウンジ会員証のアプリ登録手順を解説
さて、ここからが本題です。すでに「iAEONアプリ」をインストール済みの方向けに、イオンラウンジの登録方法をステップ形式でご紹介します。
登録手順(iAEONアプリでの操作)
- iAEONアプリを起動
- 「イオンラウンジ」ボタンをタップ
- 左上の「メニュー」をタップ
- 「マイページ」を開く
- 「ラウンジ利用資格一覧」を選択
- 「資格追加」をタップ
- 届いたハガキに記載の「ラウンジ利用番号」または「オーナーズカード番号」を入力(または、ハガキのQRコードを読み取ってもOK)し、「登録」をタップ
- 登録が完了すると一覧に資格が表示される。有効期限もこの画面で確認可能。
利用開始日と注意点
- 利用開始日:2025年5月1日〜
※5月の予約を取ることは、4月から可能でした
ちなみに昨年、私は登録完了後、すぐにイオンラウンジへ行ってしまい、「利用開始は5月からです」と受付で断られてしまった経験があります……。ちょっと恥ずかしかったので、利用開始日には、くれぐれも注意しましょう!
イオンラウンジとは?改めてメリットを整理
最後に、イオンラウンジの魅力をおさらいしておきます。
- ショッピングの合間に30分無料で休憩できる
- ソフトドリンクが無料
- トイレが併設されているラウンジもある
- お子さん連れの家族にも優しい空間
事前予約制になっており、混雑も減って快適になったという声もあります。
まとめ
2025年以降のイオンラウンジ利用は「次の一手」を考える時
今回届いたイオンモールの「最後の株主優待」とも言えるイオンラウンジ会員証。登録自体は非常に簡単ですが、利用開始日(5月1日)をしっかり確認することが大切です。
そして、今後もイオンラウンジを使い続けたい方は、「イオン」もしくは「ミニストップ」、あるいは、別の銘柄の株式保有を検討する時期に来ています。私は、しばらくは株価動向を注視していくつもりです。
少しでも参考になれば嬉しいです。ラウンジでの快適なひとときを、これからも楽しんでいきましょう!