秋といえば、子どもの運動会シーズン。
年に一度の晴れ舞台をしっかり記録しようと、ビデオカメラやスマホ、三脚を準備して挑むご家庭も多いのではないでしょうか。
私もその一人。
今年の運動会に向けて、事前に三脚を購入し、ビデオカメラのバッテリーやSDカードの容量もチェック。完璧な準備を整えたつもりでした。
しかし―。
当日、「録画ができていなかった」という、まさかの大失敗をしてしまいました…。
三脚を使って万全の撮影体制!のはずが…
今年の運動会は、子どもにとっても私たち親にとっても楽しみにしていた大イベント。
前日に三脚を組み立てて練習もしておりました。「これでかけっこもバッチリ撮れるぞ!」と意気込んでいました。
ところが―。
いざ帰宅して撮影データを確認すると、
かけっこの映像が一切残っていない。
代わりに短い静止画のようなワンカットだけが残っていたのです。
原因は「録画ボタン」と「写真ボタン」の押し間違い
どうやら原因は単純。
三脚を操作することに気を取られ、ビデオカメラの録画ボタンではなく写真ボタンを押していたようでした。
運動会のように、慌ただしく始まり、周囲もざわついている中での撮影。
「赤いボタンを押したつもり」でも、間違えて写真のボタンを押していた―というのが今回の真相です。
久しぶりに使う機材ということもあり、操作感をすっかり忘れていました。
まさに「年に数回しか使わない機材の落とし穴」ですね。
唯一救いだったのは「ダンスの演目」だけ撮れていたこと
幸いにも、かけっこのあとの「ダンス演目」だけは録画ができていました。
一度失敗に気づいたあと、操作確認をした際にようやく正しく録画ボタンを押せたのです。
子どもが一生懸命踊っている姿を見て、
「これを撮れていなかったら、もっとショックだったかも」と胸をなでおろしました。
とはいえ、最初の見せ場であるかけっこを撮り逃したショックは大きく、しばらく落ち込みました。
今回の教訓:「三脚」よりもまず「ビデオカメラ操作」を確認!
今回の失敗で痛感したのは、
機材を準備すること以上に、“撮影ボタンの確認”が大事だということ。
特に、ビデオカメラを年に数回しか使わない家庭では、
操作方法を忘れてしまうことが多いと思います。
運動会当日は緊張や焦りで冷静な判断が難しくなるので、
次のような事前チェックリストを作るのがおすすめです。
運動会前にやっておきたい「撮影準備チェックリスト」
【ビデオカメラ編】
- バッテリーは満充電か
- SDカードの容量は十分あるか(最低でも32GB以上推奨)
- 録画ボタンの位置を再確認する
- 録画ランプ(RECランプ)が点灯しているか確認する
- 写真ボタンとの位置関係を覚える
- 音声が録音されているか、テスト撮影で確認する
【三脚編】
- カメラの固定ネジがしっかり締まっているか
- 高さ・角度の調整はスムーズにできるか
【撮影当日編】
- 早めに撮影場所に移動し、撮影場所を確保する。
- 録画ボタンを指さし確認
- 撮影終了後も、必ず停止ボタンを押すまで目を離さない
この3段階のチェックをするだけで、
今回のような“録画できていなかった”という悲劇はかなり防げます。
それでも失敗したら?「プロの撮影DVD」に頼るのもアリ!
今回、我が家は幼稚園が契約しているプロのカメラマンが撮影した運動会DVDを購入する予定です。
正直、自分で撮った映像よりも、プロが撮影した方が構図も安定しており、音声もクリア。
値段は少し高いですが、確実に記録が残る安心感があります。
むしろ、「自分は子どもの応援に集中して、撮影はプロに任せる」というのも、
今後の運動会スタイルとしてはアリかもしれません。
三脚を使うときのコツ:安定と操作性のバランスが大切
今回の失敗で“三脚=安心”ではないと実感しました。
三脚を使うと、手ブレは防げる反面、カメラ操作への意識が薄れやすいのです。
次回への意気込み
今回の運動会では大きな反省点がありましたが、同時に「失敗も良い経験だった」と感じています。
ビデオカメラの操作を見直し、次回のイベントでは同じミスを繰り返さないようにしたいです。
そしてなにより―
「録画ができているか」だけに気を取られず、
目の前で頑張るわが子の姿をしっかり目に焼き付けたい。
記録も大切ですが、記憶もまた大切。そう思えるようになったのが、今回の大失敗の一番の収穫でした。
まとめ
運動会撮影で後悔しないために
最後にもう一度、これから運動会を迎える親御さんにお伝えしたいこと。
三脚を立てて安心する前に、
「録画ボタンがちゃんと押されているか」を必ず確認!
たったそれだけで、
一生の思い出をしっかり残せるかどうかが決まります。
私のように「撮れてなかった…」というショックを味わわないためにも、
ぜひ事前準備を万全にして、最高の運動会撮影を楽しんでください!