炊飯器を買い替えて、本当に良かったと思いました!
阿部寛さん出演の象印の炎舞炊きのCMをご覧になった方もいることでしょう。
我が家では、2025年7月に発売された【象印 圧力IH炊飯ジャー NW-WB10-BZ(スレートブラック)】を購入してから、我が家の食卓はまさに“ごはん革命”が起きました。
この記事では、実際に使って感じた炎舞炊きシリーズの最新モデル「NW-WB10」の魅力や炊きあがりの違い、機能性、そしてデザイン面まで、じっくりレビューしていきます。
「炎舞炊き」とは? 象印の炊飯技術の集大成
まず注目したいのが、商品名にもなっている「炎舞炊き(えんぶだき)」という技術。
これは象印が長年の研究でたどり着いた、“かまどの激しい炎の揺らぎ”を再現するIH加熱方式です。
通常のIH炊飯器は釜全体を均一に加熱しますが、炎舞炊きでは内釜の下部に複数のIHヒーターを配置。
それぞれを独立して制御することで、炎が踊るように「部分的に強火・弱火」を繰り返し、激しい対流を起こします。
この対流によってお米が釜の中を勢いよく動き、ムラなく・芯までふっくら炊き上がるというわけです。
「豪熱大火力」×「炊き上げ圧力」で、甘みとツヤが段違い!
実際に炊いてみてまず驚いたのが、ごはんのツヤと香り。
炊きあがった瞬間、ふたを開けると立ちのぼる湯気から、まるで高級旅館のような香ばしい香りが広がります。
象印の炎舞炊きシリーズには、「豪熱大火力」と呼ばれる加熱方式が採用されています。
中ぱっぱ(沸とう開始)から一気に火力を上げ、釜の中で激しい対流を起こすことで、米一粒一粒がしっかりアルファ化。
結果、噛むほどに甘みを感じるふっくらごはんに仕上がります。
さらに、圧力IHの特徴を生かした「炊き上げ圧力」もすごい。
蒸らしの前に1.3気圧の高圧をかけることで、米の内部まで甘み成分(デンプンの糖化物)がしっかり染み込みます。
家族全員が「今日のごはん、なんか甘いね」と言うほどの変化。
同じお米を使っているのに、ここまで味が違うのは圧力と火力のW効果によるものだと実感しました。
冷めてもおいしい理由は「鉄×アルミ×ステンレス」の豪炎かまど釜
炊飯器の性能を語る上で欠かせないのが“釜の質”。
NW-WB10-BZに採用されているのは、「豪炎かまど釜」という三層構造の内釜です。
- 内側:鉄(IHと相性抜群の熱吸収)
- 中層:アルミ(素早い熱伝導)
- 外側:ステンレス(耐久性と保温性)
この三層構造によって、熱がムラなく伝わり、釜全体で包み込むように加熱。
さらに内面には「プラチナコート」が施されており、遠赤外線効果でお米の甘みをより引き出します。
驚いたのは、冷めてもおいしいという点。
お弁当用に冷ましたごはんでも、もちもち感と甘みがしっかり残っており、電子レンジで温め直しても炊きたてのような味わい。
まさに“高級料亭の銀シャリ”が自宅で再現できる感覚です。
「81通りのわが家炊き」で理想のごはんをカスタマイズ!
NW-WB10-BZの最大の特徴のひとつが、「わが家炊き」機能。
これが本当にすごい。
炊飯後に、食べたごはんの「かたさ」「粘り」についてアンケート形式で選択するだけ。
すると本体が自動で炊き方を学習し、次回以降の火力や圧力を微調整してくれます。
しかもその組み合わせはなんと81通り!
お米の銘柄や季節ごとの水分量の違いにも対応して、我が家だけの理想の炊き方を実現してくれます。
我が家では2回目以降からすでに違いを実感。
炊き上がりがよりふっくら、香りも立って、「これがうちの味」と思えるようになりました。
食卓で「今日のごはん、完璧だね」と家族に言われるたびに、買ってよかったと心から思います。
デザイン性も高い!スレートブラックでキッチンが上質空間に
家電は性能も大事ですが、見た目の美しさも欠かせません。
今回購入したスレートブラックは、マットで落ち着いた質感。
艶やかなブラックではなく、グレーがかった上品な黒で、どんなキッチンにも馴染みます。
タッチパネル式の操作部もシンプルでわかりやすく、操作音も控えめ。
炊飯中の静音性も高く、夜にタイマー予約をしても気になりません。
毎日使うものだからこそ、見た目も気分を上げてくれるデザインは大切。
高級感と実用性を両立した一台だと感じます。
気になる電気代とお手入れのしやすさ
圧力IHというと「電気代が高そう」「お手入れが面倒そう」というイメージがあるかもしれません。
しかしNW-WB10-BZはその点もきちんと考えられています。
まず、炊飯時の消費電力量は標準的な炊飯器と大きな差はなく、省エネ基準達成機種。
保温時も「うるつや保温」モードで適切に温度をコントロールしてくれるため、24時間保温してもごはんのパサつきが少ないのが特徴です。
お手入れ面では、内ぶた・蒸気口・内釜すべて丸洗い可能。
パーツの分解も簡単で、日常使いでもストレスがありません。
まとめ

毎日のごはんを“特別”に変えてくれる一台
象印の炎舞炊き「NW-WB10-BZ」は、単なる炊飯器ではなく、ごはんそのものの価値を引き上げる家電だと感じました。
- 「豪熱大火力」でふっくら炊き上げ
- 「炊き上げ圧力」で甘みをしっかり閉じ込め
- 「豪炎かまど釜」で冷めてもおいしい
- 「わが家炊き」で理想の食感を追求できる
毎日食べるごはんが格段においしくなると、食卓の雰囲気まで変わります。
食事が楽しみになる、そんな魔法のような炊飯器です。
- 【商品名】象印マホービン 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-WB10-BZ
- 【発売日】2025年7月21日
- 【容量】5.5合炊き
- 【カラー】スレートブラック
- 【参考価格】オープン価格(実売8万円前後)
象印の炊飯器選びで迷っている方、特に「毎日のごはんをもっとおいしくしたい」「家族が喜ぶ食卓を作りたい」という方には、間違いなくおすすめできる一台です。
我が家の“ごはん革命”を起こした炎舞炊き。
ぜひ、その違いを一度体験してみてください。

