あけましておめでとうございます!
昨年10月22日にブログを始めてから、早いもので2か月が過ぎました。日々新しいことに挑戦し、書くことの楽しさを感じています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2025年は「巳(へび)」年です。蛇は脱皮を繰り返し成長することから、私も新たな経験を重ねながら自己成長を目指していきたいと考えています。本年が皆様にとって幸多き一年になりますよう心からお祈り申し上げます。
稲盛和夫さんの哲学に触れて
2025年最初のブログは、稲盛和夫さんの著書『稲盛和夫の哲学』についてです。この本を読み、感じたことをまとめました。
稲盛さんの本から学べるテーマは「人間を磨くこと」です。人間を磨くというのは、ただ外面的なスキルを磨くことではなく、自分自身の「心」を磨くこと。日々感謝の気持ちを持ち、誠実さや堅実さを大切にする生き方が、その基盤になると感じました。
人間を磨くとは
今回の本では、稲盛さんが宇宙や仏教、創造主についても触れており、「地球や人類の存在は創造主の力によるもの」という考えが印象的でした。このようなテーマは、日本ではあまり表立って語られない印象ですが、京セラやKDDIの創業、日本航空の再建など、社会に大きな影響を与えた稲盛さんだからこそ、説得力を持って響いてきます。
稲盛さんの哲学を読んでいると、ふと徳川家康の言葉を思い出しました。彼は「この世のものは誰のものでもない。みんなのためにある」という考えを持ち、「金銀財宝は預かりもの」として生きていたそうです。両者に共通するのは、物事を個人のものとせず、感謝と節度を持って生きるという姿勢です。
印象に残った言葉
今回の本で特に心に響いたのは、「運命は宿命ではない。変えることができる。それは因果応報の法則が大事なのだ」という言葉です。この言葉を通じて、善い思考と善い行動が未来を良い方向へ導くという稲盛さんの信条を学びました。自分がどう行動するかによって、運命の流れを変える力を持っている。これはとても勇気づけられる考え方です。
過去に読んだ稲盛さんの著書との比較
これまでにも稲盛さんの本を数冊読んできました。たとえば、以下の著書です。
- 『成功への情熱―PASSION』
- 『生き方―人間として一番大切なこと』
- 『稲盛和夫の実学―経営と会計』
- 『アメーバ経営』
- 『稲盛和夫のガキの自叙伝―私の履歴書』
どの本も感銘を受けましたが、今回の『稲盛和夫の哲学』は、特に深い余韻が残りました。「人間を磨く」というテーマが一貫して流れており、また、宇宙や宗教的な話題に触れることで、稲盛さんの根本的な思考や信条をより深く理解できたように思います。
自分を磨くための取り組み
本を読み進めながら、私自身の心構えを見直す機会となりました。稲盛さんが語る「修行」とは、日々の仕事に一生懸命打ち込み、出会う人々一人ひとりに感謝の気持ちを持つこと。私もその言葉を胸に刻み、今年はこれまで以上に誠実に生き、自分を磨いていきたいと思います。
新年の抱負
まだまだ未熟な自分ですが、2025年は成長を目指し、心を磨く一年にしていきます。そしてこのブログを通じて、学んだことや感じたことを発信し、多くの方と共有していきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
皆様の新年の目標や読んで感銘を受けた本があれば、ぜひ教えてくださいね!