すでに「3市周遊デジタルスタンプラリー」に参加し、30個以上のスタンプを集め、景品応募も済ませた私たち家族ですが、今回のスタンプラリーで知った「北千葉導水ビジターセンター」に行ってみることにしました。この施設に足を運ぶことで、普段の生活では得られない学びを体験できるのではと思ったのです。
家族での訪問のきっかけ
親としては、寒い冬の日にはこたつでのんびり過ごしたいところですが、子どもには新しい体験を通じて成長してほしいという思いがありました。また、外の寒さを避け、温かい室内で過ごせる場所を探していたところ、こちらの施設を見つけた次第です。
車で向かう途中、息子は「遊べるところに行きたい」とリクエストしていましたが、いざ北千葉導水ビジターセンターに到着すると、展示に興味津々の様子でした。
北千葉導水ビジターセンターとは
北千葉導水ビジターセンターは、手賀沼や北千葉導水路の自然環境や役割を紹介している施設です。以下の3つのテーマを中心に展示が展開されています。
- 手賀沼の水を浄化する役割
- 洪水を防ぐ機能
- 暮らしに必要な水を供給する仕組み
小中学生の社会科見学の場としても人気があり、年間1万5千人以上が訪れるそうです。特に、見学が無料という点が親として非常にありがたいと感じました。
駐車場は慎重に
施設には専用の駐車場があるのですが、入口がややわかりにくく、通り過ぎてしまいそうになります。訪問される方は事前に地図をよく確認しておくと良いでしょう。
ダムカードをゲット
施設では、なんと無料でダムカードを配布していました。ダムカードとは、全国のダムで配布される記念カードで、ダムの基本情報が記載されたコレクターアイテムです。
興味を持ち調べてみたところ、国土交通省が管理しているダムは全国に128か所、さらに日本国内には約3,091か所のダムがあるそうです(平成15年)。
これを機に、旅行先でダムを見かけた際にはダムカードを集める楽しみが増えそうです。
特に有名な黒部ダム(富山県)は、一度は行ってみたいと思いました。
展示内容と学び
館内では、手賀沼や北千葉導水路の役割について学べる展示や、7分間の映像視聴コーナーがありました。息子も映像に興味を示し、じっくり見入っていました。音声と映像を通して学べる仕組みは、子どもにも理解しやすく、学びが深まる良い体験だったと思います。
また、スタッフの方が丁寧に説明してくれるので、初めて訪れる私たちでも導水路の仕組みや重要性をしっかり理解できました。
柏ふるさと公園へ
見学の後は、隣接する「柏ふるさと公園」に立ち寄りました。公園内にはブランコや滑り台があり、息子は元気に走り回りながら遊んでいました。冬の寒さにも負けずに遊ぶ姿は微笑ましかったです。
さらに、公園内には北千葉導水路の巨大な実物展示もあり、そのスケールに圧倒されました。普段は目にすることのない実物の水路を見て、導水路が私たちの生活を支える重要な役割を果たしていることを実感しました。
サイクリングやウォーキングもおすすめ
北千葉導水ビジターセンターや柏ふるさと公園は、千葉県立手賀沼自然ふれあい緑道沿いにあります。晴れた日には、ランニングやウォーキング、自転車を楽しむ人々も多く見かけました。子どもがもう少し大きくなったら、家族で手賀沼を自転車で回ってみるのも良いなと考えています。
北千葉導水ビジターセンターの基本情報
- 住所:千葉県柏市戸張新田四反町26
- 開館時間:9:30~12:00、13:00~16:30
- 休館日:月曜日(祝日の場合は火曜日)、年末年始
- アクセス:Googleマップ
まとめ
北千葉導水ビジターセンターは、子どもと一緒に楽しく学びながら過ごせる素晴らしい施設でした。手賀沼や導水路について学び、隣接する柏ふるさと公園で遊ぶことで、家族全員が充実した時間を過ごすことができました。
寒い冬の日でも室内で学べる無料の施設は、親にとってもありがたい存在です。ぜひ皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか?