成田から札幌へ!ジェットスター格安旅行記〜安さ重視のLCC、快適さは二の次!?〜

体験談
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格安航空会社(LCC)を利用した札幌旅行は、航空券代が安い反面、手荷物やサービス面で注意点も多い旅となります。今回は、成田空港第3ターミナルからジェットスターを利用して札幌へ向かった際の、実際の流れや体験談を詳しくレポートします。これからLCCで旅行を検討している方の参考になれば幸いです。

成田空港第3ターミナルまでのアクセス

空港第2ビル駅に到着したのは午前10時40分。空港第2ビル駅から第3ターミナルまでは、約500mの連絡通路を徒歩で移動します。歩くとおよそ15分ほどかかり、意外と距離があります。
LCC利用時は第3ターミナル発着が多く、アクセスに時間がかかる点を考慮し、余裕を持ったスケジュールが必要です。

出発前にフードコートとお土産コーナーへ

13:00のフライトで、チェックイン開始時間は11時〜12時30分。それまで少し時間があったため、第3ターミナルの一番奥にあるフードコートとお土産コーナーを散策しました。
ここで見つけたのは限定品の「東京ばな奈」。旅行先が北海道でも、まずは東京土産を確保。LCC利用時はお土産の重量が手荷物制限に直結するため、この後の展開に影響します。

チェックインと手荷物重量の壁

ジェットスターでは、事前にオンラインチェックイン(Apple Wallet登録など)が可能ですが、今回は事前登録をしておらず、スタッフにお願いして搭乗券を発行してもらいました。

機内持ち込み手荷物の上限は通常7kg

キャリーケースなどのお手荷物1個とハンドバッグなどのお手回り品1個の計2個、合計7kgまで

しかし計測の結果、手荷物総重量は10kgで、なんと3kgオーバー。原因はキャリーケースの荷物だけで6kg強あり、それとリュックに先ほど買ったお土産を加えるとあっという間に上限超え。

スタッフからは「追加料金が必要」と告げられ、その場で預け荷物に変更。機内持ち込みだと当日料金は5,000円でしたが、預け荷物だと4,600円とのこと。わずかな差ではありますが、少しでも安い方を選びました。

※ここで痛感したのは、「当日カウンターでの追加料金は割高」だということ。ジェットスター公式サイトから2時間30分前までに手続きをすれば、ネット料金でかなり安く済むようです。

LCC特有の手続き動線と待ち時間

預け荷物のカウンターと支払いカウンターが別れておりました。夏のお盆シーズンとあり、手続きに30分以上かかりました。そして、保安検査場までも距離があります。預け荷物のカウンターから保安検査場まで、移動距離はさらに50m以上で、空港内のウォーキングはかなりの運動量です。なお、機体の影響のため、出発予定の時刻が13時から、30分遅延し、13時30分発に変更になったと知りました。

11時55分、保安検査場を通過。搭乗ゲート近くの席へ。
手持ち無沙汰な1時間30分を、昨日ドラッグストアで購入した割引菓子パン2個でしのぎました。

機内持ち込み荷物の“謎ルール”?

搭乗口付近ではスタッフが「まだ機内持ち込みの計測を済ませていない方は測ってください」と声をかけていましたが、実際に搭乗時に荷物重量オーバーで止められている人は見かけませんでした。全員がきちんと事前計測をしているとは考えにくく、少し疑問が残る場面でした。

機内の第一印象:暑い!

搭乗してすぐに感じたのは機内の暑さ。エアコンが弱風なのか、あちらこちらで機内誌をうちわ代わりに仰ぐ乗客の姿が見られました。
13時38分、ようやく飛行機が動き出しましたが、離陸までさらに20分。14時ちょうどに離陸となり、札幌への空の旅が始まりました。

成田〜札幌(新千歳)間は約1時間30分

飛行中は上空に雲が多く、景色はあまり楽しめませんでしたが、LCCらしくシンプルな移動時間となりました。機内サービスも最小限で、飲食はすべて有料。座席の広さはコンパクトで、身長が高い人や荷物を多く持ち込みたい人にはやや窮屈に感じられるかもしれません。

LCC利用のポイントと注意点まとめ

今回の成田〜札幌ジェットスター旅で感じたポイントをまとめます。

  1. 第3ターミナルまでの移動時間は余裕を持つ
    空港第2ビル駅から徒歩で15分ほどかかるため、特に荷物が多い場合は早めの到着が安心。
  2. 手荷物重量は事前にチェック
    当日カウンターでの追加料金は高額。ネットで事前申請すれば節約可能。
  3. 預け荷物カウンターと支払いカウンターは別
    時間ロスを避けるため、早めに並ぶのが吉。
  4. 機内の温度調整は期待しすぎない
    夏場は暑く感じることも。ハンディファンがあると快適。
  5. LCCは“移動に特化”と割り切る
    座席の広さやサービスよりも、運賃の安さを優先する人向け。

まとめ

成田空港第3ターミナルからジェットスターを利用して札幌へ向かった今回の旅は、安さの魅力と引き換えに、手荷物制限や空港内移動、機内快適性などでいくつかのハードルがありました。
しかし、事前準備と時間配分をしっかり行えば、LCCはとてもお得に国内旅行ができる選択肢です。これからジェットスターで北海道旅行を計画する方は、今回の経験を参考にして、賢く快適なLCC旅を楽しんでください。



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