北海道の玄関口・新千歳空港は、観光や出張の「移動の通過点」であると同時に、北海道グルメを最後まで楽しめる場所でもあります。海鮮丼やスープカレーなど魅力的な選択肢が並ぶ中、今回私が選んだのは少し意外かもしれません。―「ロイヤルホスト」の味噌ラーメンです。
到着したのは午前11時頃。まずはフードコートを覗きましたが、空席がほとんどなく、子連れで落ち着いて食事するのは難しいと判断。そこで選んだのが、比較的ゆったり座れるロイヤルホストでした。ファミレスの中では価格が高めなイメージがありますが、空港内の他レストランと比べると、意外にもメニューによってはリーズナブルです。
お店の場所とアクセス
ロイヤルホスト新千歳空港店は、国内線ターミナルビル3階にあります。搭乗前後に立ち寄りやすく、荷物が多い旅行者や家族連れにも安心の広めの座席が魅力。店内は落ち着いた雰囲気で、空港の喧騒から少し離れて食事を楽しめます。
メニューと価格帯
ロイヤルホストといえば洋食の印象が強いですが、ここでは「味噌ラーメン」(税込1,080円)も提供されています。空港価格としては比較的良心的で、海鮮丼や豪華定食よりも軽めの出費で済むのも嬉しいところ。
子連れの場合、どうしても「お子様メニュー」の有無が店選びの基準になります。我が家もその例に漏れず、子ども用メニューが揃うロイヤルホストを選びました。

注文から約10分で到着。湯気と共に広がる香ばしい味噌の香りが食欲をそそります。具材は以下の通り。
- 甘みのあるコーン
- 柔らかくジューシーなチャーシュー
- コリコリ食感のメンマ
- シャキシャキのもやし
- 彩りを添える刻みネギ
スープは濃厚ながら塩気が強すぎず、まろやかさの中に味噌のコクがしっかり。旅行者でも食べやすいバランスです。麺は細めのちぢれ麺で、スープとの絡みが良く、つるりとした喉ごしで、最後まで飽きずに楽しめました。
空港内には札幌味噌ラーメンの名店が並ぶ「北海道ラーメン道場」もあり、そちらは濃厚スープが主流。対してロイヤルホストの味噌ラーメンは、子どもから年配の方まで食べやすいライトな仕上がりです。さらに、オムライスやステーキなど洋食メニューも揃うため、家族やグループで好みが分かれても同じ店で食事できます。
座席はテーブル席中心で、通路も広め。お子様メニューがあり、家族連れでも安心です。接客は丁寧で、オーダーから提供までスムーズ。空港内の混雑を避け、落ち着いた時間を過ごせます。
こんな人におすすめ
- 混雑を避け、落ち着いて食事したい人
- 家族やグループでメニューの好みが分かれる場合
- 濃厚すぎない味噌ラーメンを求める人
まとめ
新千歳空港は飲食店が豊富で迷いがちですが、ロイヤルホストの味噌ラーメンは「時間を気にせず、北海道らしさをサクッと味わいたい」人にぴったり。濃厚すぎないスープとバランスの取れた具材が、旅の最後を優しく締めくくってくれます。
専門店の行列や混雑が気になるときは、ロイヤルホストという選択肢を覚えておくと便利です。
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