6月24日、三菱商事から期末配当に関する封筒が届きました。封を開けると、配当金計算書に加えて、静嘉堂文庫美術館の無料招待券。株主であることを実感できる、嬉しいおまけです。
この記事では、静嘉堂文庫美術館の展覧会情報、また卓上カレンダーの送付条件変更について纏めてみました。
三菱商事の配当金と株主への優待
三菱商事は、長期安定した配当と、ちょっとした株主優待制度で、個人投資家にも人気の高い総合商社です。
今回届いた封書には以下の内容が入っていました。
- 期末配当金計算書
- 株主優待:静嘉堂文庫美術館の無料招待券
- 静嘉堂卓上カレンダーに関する通知文
なお、三菱商事は「累進配当」の方針を掲げており、個人投資家としては非常に安心感があります。
静嘉堂文庫美術館とは?株主に嬉しい無料招待券付き
静嘉堂文庫美術館は、東京都千代田区丸の内・明治生命館内に位置する美術館で、東洋古美術を中心とした名品を収蔵・展示しています。
今回同封されていた無料招待券は、1枚で2名無料となっており、該当期間内であればいずれの展覧会にも使用可能です。
- 静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝
開催期間:2025年10月4日(土)〜12月21日(日)
内容:静嘉堂が誇る国宝・重要文化財の名品を一挙公開。東洋美術ファン必見。 - たたかう仏像
開催期間:2026年1月2日(金)〜3月22日(日)
内容:武装した仏像や怒りの表情をもつ仏像を特集。力強くも神秘的なテーマ。 - 茶の湯と懐石道具の美(仮)
開催期間:2026年4月7日(火)〜6月14日(日)
内容:茶道具と料理器の調和美に迫る展覧会。和の心が感じられる展示内容が予想されます。
静嘉堂の無料招待券はメルカリでも売買されていた
メルカリを確認してみたところ、今回の招待券は300円前後で出品されているようです。枚数は1~2枚セットでの販売が中心で、ちらほら売れている様子。
もちろん金銭的価値というよりは、「株主ならではの特典」という満足感がありますね。ただ、美術ファンや展覧会目的の方にとっては嬉しい入場券ですが、興味がない方や遠方の方は、メルカリに出品されているようです。
静嘉堂卓上カレンダー、送付条件が変更に!
今回の封筒には、静嘉堂卓上カレンダーの送付条件変更に関する通知も同封されていました。
- 毎年9月末時点で100株以上保有していれば、カレンダー送付の対象に。
- 9月末時点で100株以上を1年以上継続保有している株主に送付。
以下3回の株主名簿に連続して「同一株主番号」で記載されていることが必要です。
- 2024年9月末
- 2025年3月末
- 2025年9月末
さらに、この3回すべてのタイミングで100株以上保有していることが条件。どこか1回でも100株未満になった場合、対象外となるので注意が必要です。
- 名義変更(相続など)で株主番号が変わると継続保有扱いにはなりません。
- 貸株サービスを利用していると対象外になる可能性があるため、長期保有を意識している方は貸株には要注意。
- カレンダー送付停止希望者には発送なし(昨年11月に別途案内あり)
なお、2026年卓上カレンダーの発送予定時期は、2025年11月末頃とのことです。
まとめ
三菱商事の株主優待、今後も注目です!
三菱商事の株主になることで、配当という実利だけでなく、美術館の招待券や卓上カレンダーなど文化的な特典も楽しめるのが魅力です。
ただし、優待制度にも少し変化が加えられている点には注意が必要です。特に継続保有の要件が今後の基準になっていく動きが見えるため、長期投資を前提とした株主優待設計が進んでいる印象を受けます。
今後も、三菱商事の株主優待や展覧会情報については注目していきたいですね。