株主優待を活用する楽しみのひとつが「普段なかなか手に取らない商品を体験できること」。今回は柿安本店の株主優待券を使って、和菓子ブランド「口福堂(こうふくどう)」に行ってきました。実際に利用した商品の紹介や、気になる期間限定コラボ商品、さらに柿安の優待制度の詳細についてもまとめていきます。
柿安本店とは?事業内容を簡単に整理
柿安本店は、三重県桑名市に本社を構える老舗食品企業です。創業は明治4年と歴史が古く、現在では以下の5つの事業を展開しています。
- 精肉事業:松阪牛をはじめとした高級和牛の販売
- 惣菜事業:「柿安ダイニング」として百貨店や駅ビルで展開
- レストラン事業:しゃぶしゃぶやビュッフェレストランを運営
- 食品事業:レトルト食品や調味料の製造販売
- 和菓子事業:「口福堂」などを全国に展開
「高品質な食を幅広く提供する」ことを軸に、和洋さまざまな商品を手がけています。
今回優待券を利用した「口福堂」は、柿安が展開する和菓子専門ブランドです。
公式サイトによると、ブランドのコンセプトは次の通り。
古くから日本の家庭で親しまれてきたおはぎ、団子や大福餅。この懐かしく素朴な味を気軽に安心して楽しんでいただきたい。そんな思いを込めて、素材の本来持つ自然の味を大切にしています。
実際に店舗を訪れると、定番のおはぎや団子に加え、季節限定のフルーツ大福や、アニメとのコラボ商品なども並んでおり、思わず目移りしてしまうラインナップです。
鬼滅の刃コラボ商品が登場!
今回訪問した際に特に目を引いたのが、人気アニメ「鬼滅の刃」とコラボしたどら焼き。2025年7月公開の映画に合わせて販売されていました。
- 鬼滅の刃無限城どら焼(1個270円)
主人公・炭治郎の笑顔や刀の鍔を焼き印にした限定どら焼き。十勝産小豆100%のつぶあんを使用。 - 鬼滅の刃無限城どら焼4個入BOX(1箱1,620円)
限定パッケージとステッカー付き。手土産やコレクション需要にもぴったり。
見た目も華やかで魅力的でしたが、今回は「優待券1,000円分でなるべく多くの種類を楽しみたい」という理由から断念。限定品は価格がやや高めですが、ファンにはたまらない一品でしょう。
店頭には「シャインマスカット大福」も並んでいました。ジューシーな果実を使った贅沢な一品で、1個432円。こちらも気になりましたが、やや高級感があり、今回は見送り。
実際に選んだ商品は「水まんじゅう」と「どら焼き」
悩んだ末、購入したのは以下の2種類。
水まんじゅう(各194円)
夏にぴったりの涼菓子。透明感のある生地の中に、
- こしあん
- 宇治抹茶あん
の2種類があり、冷やして食べるとさらに美味しさが引き立ちます。つるんとした喉ごしは、まさに暑い季節にぴったり。
伊勢の響どら焼(1個172円)
十勝産小豆を使用したつぶあんを、三重県産卵のしっとり生地で包んだ定番どら焼き。「福」の焼き印が押されており、手土産にも最適です。今回は3個購入しました。
合計金額は1,098円となり、優待券を無駄なく使い切ることができました。
柿安本店の株主優待制度について
ここで、柿安本店の株主優待制度を整理しておきます。
- 100株以上〜300株未満:500円券×2枚
- 300株以上〜500株未満:500円券×6枚
- 500株以上〜800株未満:500円券×10枚
- 800株以上〜1,000株未満:500円券×16枚
- 1,000株以上〜2,000株未満:グルメフリーチョイス券1万円分
- 2,000株以上〜3,000株未満:1万円券+500円券×16枚
- 3,000株以上:1万円券×2枚+500円券×10枚
さらに、2年以上継続保有すると100株でも追加で500円券がもらえる「長期優待制度」もあります。
配当と優待は年1回、権利確定日は4月末。
株価の動きと注意点
私自身、過去に柿安本店の株を保有していたことがあります。権利確定日に近づくに株価が上昇し、その後急落する傾向がありました。
現在は保有していませんが、和菓子好きや柿安ブランドが好きな方にとっては魅力的な優待内容だと思います。ただし、株式投資はリスクも伴うため、購入は自己責任でご検討ください。
まとめ
柿安の優待でちょっと贅沢な和菓子時間を
今回、株主優待を活用して「口福堂」で和菓子を購入しました。
- 季節感ある「水まんじゅう」
- 定番人気の「伊勢の響どら焼」
- 鬼滅の刃コラボ商品やフルーツ大福も気になる存在
優待券があると「普段なら少し迷う価格帯の商品」も気軽に試せるのが嬉しいですね。和菓子は世代を問わず楽しめるため、株主優待を通じて家族でちょっとした贅沢を味わうのもおすすめです。
柿安の株主優待は和菓子好き・外食好き・食品ギフトをよく利用する方に特に相性が良い制度といえるでしょう。