近年、家庭菜園が静かなブームとなっています。特にベランダなどの限られたスペースで、手軽に始められるペットボトル栽培や牛乳パック栽培が人気です。今回は、そんなミニ家庭菜園で「人参(にんじん)」にチャレンジした5月の記録を、初心者目線で振り返ります。
家庭菜園スタート!使用した道具と初日の様子(5月18日)
2025年5月18日(日)、いよいよ人参の栽培をスタートしました。準備したのは、ペットボトルの空容器。家庭にあるもので代用でき、コストを抑えて気軽に始められるのが魅力です。
ペットボトルは上部をカッターで切り取り、底に百均ショップで買ってきた「きり」をつかい、数か所穴を開けて排水対策。底には鉢底の石を敷き、その上に野菜用の培養土等を入れ、百円ショップで購入した人参の種を蒔きました。
発芽までの地道な水やり(5月19日〜23日)
家庭菜園初心者にとって、毎日の変化を観察することも楽しみのひとつです。
- 5月19日(月):変化なし。毎朝の水やりを欠かさず行います。
- 5月20日(火):引き続き変化はなし。少し心配になってくる頃。
- 5月21日(水):晴天で気温も高くなり、夏を思わせるような蒸し暑さ。天候に左右されやすい野菜づくりの難しさを感じます。
- 5月22日(木):前夜の雨で、土が少し湿っている状態。発芽の気配はまだありません。
- 5月23日(金):曇り時々晴れ。肌寒さがやわらぎ、ベランダでの作業も快適に。けれど、まだ芽は出ず。
この間、毎朝「今日はどうかな?」と土の表面を確認する習慣ができました。家庭菜園は手間こそかかりますが、その分わが子のような愛着が湧いてきます。
待望の発芽!小さな芽に感動(5月24日)
ついにこの日が来ました!
- 5月24日(土):ペットボトルの土の中から、小さな緑の芽がぴょこんと顔を出しました!
これが人参か…と思うと、感動もひとしお。家庭菜園では、この「最初の発芽」がとても嬉しい瞬間です。芽は数ミリ程度の小さなものでしたが、しっかりと土を押しのけて出てくるその姿に生命力を感じました。
苗の移植と反省点(5月31日)
その後も順調に育ち、発芽から約1週間後、少し成長した苗の一部を別の容器(ペットボトル、牛乳パック、そして植木鉢)に移し替える作業を行いました。
- 5月31日(土):天候は曇り、気温は15〜16℃とやや肌寒い朝。前日の雨で土はしっとりとしています。
ところが、この移植作業でうまくいかなかった苗も…。数本の苗がしおれて、元気をなくしてしまいました。
反省点としては、
- 移植時期が早かったこと
- 苗をしっかりと支えるように土を固めるべきだった
という2点が思い当たります。家庭菜園ではこうした失敗も貴重な経験。植物の生命力に頼り切りになるのではなく、環境を整えてあげる「お世話の技術」が大切だと痛感しました。
ペットボトル栽培の様子と今後の計画
一方、移植をせずにそのまま育てているペットボトル栽培の方は、今のところ順調です。ただし、密集して発芽してしまったため、間引き作業が必要です。
間引きをすることで、残った苗がしっかりと根を張り、人参として太く育っていきます。この作業も慎重さが求められるので、事前にYouTubeなどで栽培動画をチェックして学習しようと考えています。
家庭菜園の魅力と人参栽培の楽しさ
今回、ベランダでの家庭菜園で人参を育て始めて、あらためて感じたのは、次のような魅力です。
- 自分の手で育てる喜び
- 小さな変化にも敏感になれる感性
- 子どもと一緒に観察できる知育効果
- 生活に「自然とのつながり」を取り戻せる時間
また、ペットボトルや牛乳パックといった身近な資材で栽培ができるため、ベランダや日当たりの良い窓辺さえあれば、誰でも気軽にチャレンジできます。
今後の目標とまとめ
今後は、
- 間引き作業を丁寧に行い、元気な苗を育てる
- 植木鉢や牛乳パック栽培との比較観察をする
- 収穫までの変化を記録してブログなどで発信していく
といったことを目標に、人参の成長を楽しんでいこうと思います。
「家庭菜園 人参 ペットボトル」「ベランダ菜園 初心者」などで検索してたどり着いた方の参考になれば嬉しいです。
次回は「間引き後の成長の様子」や「水やりや肥料の工夫」についても記録していく予定です。引き続き、ベランダ菜園の魅力を発信していきます!
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