サンリオピューロランドは、子どもにとって夢のような場所。
我が家も、息子と一緒にその世界観を楽しみにして訪れました。
しかし、この日は結果的に予定よりも早く帰宅することになりました。
理由は、息子の「右手の痛み」でした。
同じような年齢の子どもを持つパパ・ママに、
ぜひ知っておいてほしい出来事だったため、体験談としてまとめたいと思います。
アトラクション待ち時間に起きた、突然の異変
異変が起きたのは、
「~マイメロディ&クロミ~マイメロードドライブ」に並んでいる最中でした。
混雑した列の中で、息子と手をつないでいたところ、
息子が体重をかけるように、ぐっと私の手を引っ張ってきました。
その瞬間、息子が体の向きを変え、
手をひねるような形になってしまったのです。
すると突然、
「手が痛い!」と泣き出しました。
痛いと言ったのは、
右手の甲から肘にかけてのあたり。
親としては、「ちょっと捻ったかな?」という程度の認識で、
少し時間が経てば治るだろうと思っていました。
右手が使えない…違和感が続く昼食時
その後、昼食の時間になりましたが、
息子は「右手が使えない」と言い、
左手だけでポテトフライを食べていました。
右手を動かそうとすると痛いらしく、
手首あたりを押さえたり、
「少し動かすと痛い」と何度も訴えてきます。
ただ、じっとしていれば泣き止んでいたため、
この時点でも
「疲れや眠さもあるのかな」
「金曜日から幼稚園が始まって、朝も早かったし…」
と、深刻には考えていませんでした。
痛みが続く中、早めの帰宅を決断
昼食後、
キキとの写真撮影まで少し時間があったため、館内を歩いていましたが、
その間も息子は「右手が痛い」と言い続けていました。
このまま滞在しても、
息子は楽しめないどころか、つらい時間になるかもしれない。
そう思い、早めに切り上げて帰宅する決断をしました。
帰りの車の中で、昼寝をさせてあげよう。
それが、親としてできる最善だと思ったからです。
昼寝後も続く痛み、そして不安
車に乗ると、息子はすぐに寝落ちしました。
しかし、1時間ほどして起きたあとも、
「まだ右手が痛い」と言います。
約2時間かけて自宅に戻った後も、
息子は右手を押さえて泣き続けていました。
「我慢できないくらい痛い?」
そう聞くと、
はっきりと「うん」と答えました。
ここでようやく、
「これはおかしい」と感じました。
土曜日でも診てもらえる形成外科へ
ちょうど土曜日だったため、
まだ診療している形成外科があるかを調べ、
急いで受診することにしました。
結果的に、
この判断が本当に正解でした。
医師の診断は「肘の脱臼かもしれません」
症状を伝えると、
先生は息子の様子を見て、すぐにこう言いました。
「右腕をだらんとさせて、手首を押さえている。
これは肘の骨が脱臼している可能性があります」
5歳くらいまでの子どもは、
まだ骨が完全に成熟していないため、
腕を引っ張る・ひねると、簡単に外れてしまうことがあるそうです。
特に2〜4歳児に多く、
遊んでいる最中や、手を引いた拍子に起こるケースも珍しくないとのこと。
ほんの数秒で終わった処置
先生はこう続けました。
「外れているかもしれないので、はめてみますね」
息子の右腕を取り、
肘を押さえながら、ゆっくりと回すような動きを数秒。
すると――
「はい、はまりましたね」
本当に、あっという間でした。
先生が
「手、上げられるかな?」と聞くと、
息子は恐る恐る右手を上に上げ、
「もう痛くない?」と聞かれると、
「うん」と答えました。
親としての安堵と、強く感じたこと
その瞬間、
親として心からホッとしました。
まさか脱臼だなんて、
正直、まったく考えていませんでした。
「病院に行って本当に良かったね」
「すぐ治って良かったね」
と、妻と何度も言い合いました。
息子の機嫌も一気に良くなり、
笑顔が戻った姿を見て、胸をなで下ろしました。
5歳未満の子どもを持つ親へ伝えたいこと
今回の経験を通して、
幼稚園未満・5歳未満の子どもを持つ親御さんに、ぜひ知っておいてほしいと思いました。
- 子どもが腕をだらんと下げている
- 手首や肘あたりを押さえて痛がる
- 動かそうとすると強く嫌がる
こうした場合、
「ただ捻っただけ」「一晩寝れば治る」と判断せず、
肘の脱臼(小児脱臼)を疑ってください。
6歳頃になると骨がしっかりしてきて、
このような脱臼は起こりにくくなるそうです。
まとめ
知っているだけで、行動が変わる
今回、形成外科の先生の迅速な判断と処置に、
心から感謝しています。
知識がなければ、
「様子見」で済ませてしまっていたかもしれません。
知っているだけで、すぐに行動に移せる。
それが、子どもを守ることにつながると、強く感じた一日でした。
同じような年齢の子どもを育てている方の、
少しでも参考になれば幸いです。
